
小中学校の国語授業で様々な文学作品に出会ったことって絶対にあったのではないかと。
もちろん「題名ぐらいは何となく知っている」レベルだとしても、それってかなりレアな国柄じゃないのかなぁと。
そもそも日本の識字率は江戸時代に来日した宣教師の記録等を例にとるまでもなく世界的に見て超高いのは明らかだし。
だけどですね・・・"大学受験のために必死で題名や作者名を覚えたけれど実際に作品を読んだことはないの!”という人も意外と多いんじゃないでしょうか?
これについては実は以前にこのブログ記事でも触れた覚えがあるのですが、まあお遊びと思ってお付き合い下さい。
ということで、今日は「日本の文学作品の書き出し問題」を載せてみます。
これ全問正解出来たら逆に凄すぎかもしれませんので、暇がある時にでもトライしてみて下さい。
※歴史的仮名遣い等が間違ってるよ!"等という部分があったら、そこは大人の対応でお願いします
それではスタート!
第1問
今は昔、竹取の翁といふものありけり。
野山にまじりて竹を取りつつ、よろづの事に使ひけり。
名をば、さぬきの造となむいひける。
第2問
いずれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひ給ひける中に、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めき給ふありけり。
第3問
春はあけぼの。
やうやう白くなりゆく山ぎわは、少し明りて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。
第4問
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず。
ただ春の夜の夢のごとし。
第5問
つれづれなるままに、日暮らし硯にむかひて、心にうつりゆくほしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。
第6問
行く河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。
よどみに浮ぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例なし。
第7問
月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人なり。
舟の上に生涯を浮かべ、馬の口とらへて老いをむかふる者は、日々旅にして旅をすみかとす。
第8問
天は人の上に人を造らず
人の下に人を造らず
第9問
千早振る神無月ももはや跡二日の余波となッた二十八日の午後山路頃に
第10問
石炭をば早や積み果てつ。
中等室の卓のほとりはいと静にて、熾熱燈の光の晴れがましきも徒なり。
第11問
おい木村さん信さん寄つてお出でよ、お寄りといつたら寄つても宣いではないか、又素通りで二葉やへ行く気だらう
第12問
吾輩は猫である。
名前はまだない。
第13問
親譲りの無鉄砲で子供の頃から損ばかりしている。
小学校にいる時分、学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜かした事がある。
第14問
山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。
情に棹させば流される。
意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。
第15問
蓮華寺は下宿を兼ねた。
瀬川丑松が急に転宿を思い立って、借りることにした部屋というのは、その蔵裏つづきにある二階の角のところ。
第16問
うとうとして目がさめると女はいつのまにか、隣のじいさんと話を始めている。
このじいさんはたしかに前の前の駅から乗ったいなか者である。
第17問
私はその人を常に先生と呼んでいた。
だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない。
第18問
ある日の暮方の事である。
一人の下人が、羅生門の下で雨やみを待っていた。
広い門の下にはこの男の外に誰もいない。
第19問
越後の春日を経て今津へ出る道を、珍らしい旅人の一群れが歩いている。
母は三十歳を踰えたばかりの女で、二人の子供を連れている。
第20問
高瀬舟は京都の高瀬川を上下する小舟である。
徳川時代に罪人が遠島を申し渡されると、本人の親類が牢屋敷へ呼び出されて、そこで暇乞いをすることを許された。
第21問
禅智内供の鼻と云えば、池の尾で知らない者はない。
長さは五六寸あって上唇の上から顋の下まで下っている。
第22問
山の手線の電車に跳ね飛ばされて怪我をした、その後養生に、一人で但馬の城崎温泉へ出掛けた。
第23問
ある日の事でございます。
御釈迦様は極楽の蓮池のふちを、独りでぶらぶら御歩きになっていらっしゃいました。
第24問
私が自分の祖父のある事を知ったのは、私の母が産後の病気で死に、その後二月経って不意に祖父が私の前に現れてきた、その時であった。
私の六歳の時であった。
第25問
えたいのしれない不吉な塊が私の心を始終圧えつけていた。
焦燥と言おうか、
嫌悪と言おうか
第26問
道がつづら折りになって、いよいよ天城峠に近づいたと思う頃、雨足が杉の密林を白く染めながら、すさまじい早さで麓から私を追ってきた。
第27問
これは或精神病院の患者、―第二十三号が誰にでもしやべる話である。
彼はもう三十を越してゐるであらう。
が、一見した所は如何にも若々しい狂人である。
第28問
「おい地獄さ行ぐんだで!」
二人はデッキの手すりに寄りかかって、蝸牛が背のびをしたように延びて、海を抱え込んでいる函館の街を見ていた。
第29問
山椒魚は悲しんだ。彼は彼の棲家である岩屋から外へ出てみようとしたのであるが、頭が出口につかへて外へ出ることができなかつたのである。
第30問
木曾路はすべて山の中である。あるところは岨づたいに行く崖の道であり、あるところは数十間の深さに臨む木曾川の岸であり、あるところは山の尾をめぐる谷の入り口である。
第31問
どっどど どどうど
どどうど どどう
青いくるみも吹きとばせ
すっぱいかりんも吹きとばせ
どっどど どどうど
どどうど どどう
第32問
ではみなさんは、そういうふうに川だと云われたり、乳の流れたあとだと云われたりしていたこのぼんやりと白いものがほんとうは何かご承知ですか。
第33問
国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。
夜の底が白くなった。
信号所に汽車が止まった。
第34問
こいさん、頼むわ。
第35問
朝、食堂でスウプを一さじ、すっと吸ってお母さまが。
「あ」
と幽かな叫び声をお挙げになった。
第36問
私はその男の写真を三葉、見たことがある。
一葉は、その男の、幼年時代、とでも言うべきであろうか
第37問
幼時から父は、私によく、金閣のことを語った。
私の生まれたのは、舞鶴から東北の、日本海へ突き出たうらさびしい岬である。
第38問
僕は三十七歳で、そのときボーイング747のシートに座っていた。
その巨大な飛行機はぶ厚い雨雲をくぐり抜けて降下し、ハンブルグ空港に着陸しようとしているところだった。
以上となりますが、いかがだったでしょうか?
全問分かったという人は素晴らしいと言うしかありませんね
ちなみに答えは次の通りです。
第1問 竹取物語(作者不詳)
第2問 源氏物語(紫式部)
第3問 枕草子(清少納言)
第4問 平家物語(作者不詳)
第5問 徒然草(吉田兼好)
第6問 方丈記(紀貫之)
第7問 奥の細道(松尾芭蕉)
第8問 福沢諭吉(学問のすゝめ)
第9問 浮雲(二葉亭四迷)
第10問 舞姫(森鴎外)
第11問 にごりえ(樋口一葉)
第12問 吾輩は猫である(夏目漱石)
第13問 坊ちゃん(夏目漱石)
第14問 草枕(夏目漱石)
第15問 破戒(島崎藤村)
第16問 三四郎(夏目漱石)
第17問 こころ(夏目漱石)
第18問 羅生門(芥川龍之介)
第19問 山椒大夫(森鴎外)
第20問 高瀬舟(森鴎外)
第21問 鼻(芥川龍之介)
第22問 城の崎にて(志賀直哉)
第23問 蜘蛛の糸(芥川龍之介)
第24問 暗夜行路(志賀直哉)
第25問 檸檬(梶井基次郎)
第26問 伊豆の踊り子(川端康成)
第27問 河童(芥川龍之介)
第28問 蟹工船(小林多喜二)
第29問 山椒魚(井伏鱒二)
第30問 夜明け前(島崎藤村)
第31問 風の又三郎(宮沢賢治)
第32問 銀河鉄道の夜(宮沢賢治)
第33問 雪国(川端康成)
第34問 細雪(谷崎潤一郎)
第35問 斜陽(太宰治)
第36問 人間失格(太宰治)
第37問 金閣寺(三島由紀夫)
第38問 ノルウェイの森(村上春樹)
もっと多くの文学作品を載せることも出来たのですが、今回はYoutubeチャンネル"えば一問一答"のセレクトを参考にさせてもらいました。
"単なるパクリじゃん!"等と怒らないでね
明治から平成までの代表的な文学作品なのは間違いないので、実際に本を手にとって読んでみたいと思った人はぜひチャレンジしてみて下さい!

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by django32002
| 2026-03-08 16:37
| 映画
|
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