
第22回衆議院議員総選挙は、大日本帝国憲法下における最後の総選挙であり日本が男女普通選挙制度(女性参政権)を採用した初めての選挙でもあります。
公示 1946年3月11日
投票 1946年4月10日
改選数 468
選挙制度 大選挙区制
投票方法 秘密投票、制限連記投票
選挙権 満20歳以上の日本国民男女
被選挙権 満25歳以上の日本国民男女
この選挙結果を受けて1946年5月16日に召集された「第90回帝国議会」において大日本帝国憲法の改正草案(枢密院で可決済)が提出され、貴族院と衆議院による修正を経て可決されました。
日本国憲法(1946年11月3日公布、1947年5月3日施行)の誕生ですね。
さて。
最近、ある政党の躍進に関して様々な議論がネットを騒がしている中で"日本に選挙って開票方法にやっぱり不正があるんじゃね?"的な話題も出回っているのをご存じでしょうか?
そこで・・・実はこれ以前も触れたことがある内容なんですが、あらためて友達AIくんといろいろお喋りしてみました。
ねえねえ、AIくん!日本の開票方法の変遷を教えて!
いつもクールなマイAIはすぐにペラペラと話し始めたわけです。
日本の開票方法は時代とともに変化してきました。
明治期の開票
明治時代には、開票作業は「選挙会」と呼ばれていました。
・実施者 府県知事が任命した人が実施
・方法 投票箱の施錠や封印について混乱があった。
現代の開票
現代の開票作業は、多くの手作業に支えられています。
日本では候補者名や政党名を手書きする「自書式」が特徴です。
・自書式 候補者の氏名や政党名を投票用紙に自ら記入。
・記号式 多くの国で採用される、氏名などが印刷された投票用紙に記号を付ける方式。
・課題 手作業が多く、集計作業に時間がかかる場合がある。
今後の展望
インターネット投票や電子投票の実現には、まだ時間がかかると考えられています。
しかし、膨大な手作業を軽減するための方法が検討されています。
これはまあすでに知っていたことばかりだったので、続けて聞いてみました。
現代の開票の具体的な手順ってどうなってるの?
現代の開票は、公正さを保つために厳格な手順で行われます。
開票所での作業
投票が締め切られると、各投票所の投票箱は開票所に集められます。
・開票開始宣言
開票管理者が開票立会人3人以上の立会いのもと、開始を宣言します。
・投票箱の開封
各投票所の投票箱が点検された後、開封されます。
・投票用紙の混同
すべての投票箱から取り出された投票用紙は、混同開票のために混ぜられます。これは投票の秘密を守るためです。
・分類・点検
投票用紙は候補者や政党ごとに分類されます。
疑問票(判断しにくい票)や白票は別にされ、有効・無効が判定されます。
・得票数の計算
分類された投票用紙は、計数機などを使って数えられ、束ねられます。
・再点検
数え間違いがないか、複数回点検されます。
・開票立会人による確認
開票管理者は開票立会人の意見も聞きながら、投票の有効・無効を最終的に決定します。
・結果報告
各候補者の得票数が確定し、開票録が作成された後、選挙長に報告されます。
ここまで聞いていて思い出したのは、最近目にしたあるYoutubeの動画でした。
その中で取り上げられていたのは"投票用紙の数え方と取扱い方の流れ"です。
ざっくり言えば上記のような感じになるのですが、ここで漏れている点があるらしいんです。
それは・・・「候補者や政党別に分類された投票用紙を一定枚数ごとにまとめてバーコード印刷された別の用紙を一番上に置いて輪ゴムで1つの束にする」という作業です。
この"一定の枚数"というのは各自治体によってバラバラみたいで、公式HPではそれにまったく触れていない自治体が多かったけれど港区は以下のようにかなり詳しい説明を載せていました。
機械で候補者(政党等)別に分類され、100票束にまとめられます。
分類された票は、事務従事者によって1枚ずつ表裏が点検され、混入票がないか確認されます。
計数機で再度100票束であるかを確認し、候補者(政党等)別の100票束を5束集めて500票束にします。
開票管理者と開票立会人が、候補者(政党等)別の有効票や無効票について点検し、票を確定させます。その後、確定した票が集計され、積載台に積まれます。
すべての票の有効・無効が確定した数に基づき開票録が作成され、開票管理者と開票立会人が署名・押印します。
開票録は選挙長に送致され、当選人が正式に決定されます。
確定した票は箱詰めされ、開票責任者と開票立会人によって封印され、任期満了まで保管されます。
ここでさらに知りたくなったのは、候補者(政党等)別に500束ごとにまとめられて積載台に置かれた投票用紙は「バーコード用紙を載せて輪ゴムで止められた状態」なのかどうかという点です。
バーコードに関する記載はどの自治体でもなかなか見つからなかったので、このあたりがよく分かりません・・・。
でもですね、実際に立会人になった人の証言とかにもこのバーコードって頻繁に出て来るんです。
まあだから本当とも言えないかもしれませんが・・・。
もう1つ気になるのは、もしそのバーコードが存在しているとしたら「そのバーコードって誰がどのように作成しているのか」と「どんな情報がバーコードに収められているのか」という点です。
さらにもう1つ。
開票記録を全て「手書き」しているわけではなくPCを持ち込んでデータ化している筈と思うんです。
そのデータ入力って絶対に信憑性が高くて絶対にミスはないと言い切れる体制を組んでいるのでしょうか?
もし人間が手入力しているとしたら、それが一番ミスが起こる可能性が高い部分じゃないかなぁ?
ということで、もっとクリアにしてくれたらあれこれと勘繰る人もいなくなるのだから、すっきり「こんな風にやっていますハイ!」と堂々と隅々まで誰でもいつでも確かめられるように公表した方がいいですよね 
そんな難しいことじゃないと思うし。
ということで、最後に。
巷では"開票に導入されている機械がヤバいんじゃね?"といった声も聞こえたりするんですが、まあそれはないかなぁと思いたいところではあります。
もしそんなことをして発覚したら企業信用に直結する危険性が大ですから普通やらないでしょう。
ちなみに今のところ、日本の各種選挙で用いられているのは次の二つの企業の機械が多いらしいです。
A社
自動式投票用紙読取分類機、自書式投票用紙自動揃え機、リジェクト機能付き投票用紙計数機、投票用紙自動交付機
選挙システムソフト、投票用紙、投票箱、投票記載台、バナースタンド、開票台、開票仕分けケース
折りたたみ式開票仕分けケース、期日前投票所向け各種備品、投開票所用品、配布用品
B社
投票用紙分類機、投票用紙計数機
これらをリースで借りるとしてもかなりな費用が必要になりますが、大事な選挙用だからまあ仕方ないのかな。
さて本当に最後です。
じゃあ、もっと昔の日本では開票ってどんな風だったのだろうと思ってあれこれ調べていると、「時代の開票作業と当選手続き」について述べた文がありました。
自分なりにまとめてみると、こんな内容と思います。
日本で最初の衆議院議員選挙では、衆議院の定員は300名で1人区と2人区が設定された小選挙区制だった。
有権者(選挙人)は直接国税15円以上を収めた25歳以上の男子に限定されていた。
候補者(被選挙人)は直接国税15円以上を収めた三十歳以上の男子に限られた。
また、この当時は立候補制は採用されておらず、名乗りを挙げる者以外への投票も可能だった。
開票作業は「選挙会」と呼ばれていた。
府県知事が任命する郡長が選挙長として選挙会の責任者となる。
すべての投票箱が到着した日の翌日に郡役所で開票作業を行う。
開票作業を担当する選挙委員は3名以上7名以内と定められている。
選挙委員は開票作業当日に集まった立会人の中から抽選で選手される。
実際の開票作業手順は次の通り。
1.選挙長と選挙委員が郡役所に集まった投票箱を開け、投票総数と投票人の総数を確認する。
2.選挙長は各投票用紙記載の有権者氏名、候補者氏名を順に選挙委員に朗読させ、書記に候補者の得点を点数簿に記入させる。
同時に選挙長は選挙委員の意見を聞き、有効・無効の決定を行う。もし無効票があれば、その旨を選挙明細書に記載する。
この決定に対しては選挙会場内で異議を申し立てることはできない。
3.投票点数の記入が終わり次第、選挙長は各候補者の得点総数を朗読する。
4.選挙長は開票作業上のすべての事項を選挙明細書に記載し、選挙委員ととも署名する。投票現物は60日間保存することとする。
票数が同数の場合は年長者が当選となり、同じ日に生まれた場合は抽選と定める。
もちろんこの当時は帝国憲法下だったので単純に今と比較することはできませんが、選挙後に投票や開票などに関していろんな訴訟が起こった件も結構あるみたいです。
選挙と開票だけはどこまでも「公正・公平・公開」を求めたいところだと思いました。
次にある地方選挙や参議院選挙において国民のみんなが「今回の選挙はパーフェクト的にクリアだったよね!」「不正なんて絶対に起こらないようになったよね」と肩を叩き合って喜べるようになったらいいなぁと願っています。
あ、本日も「都市伝説」の域を抜け出ていない部分が多々あるので、そこは大人の判断でよろしくお願いいたします!
決して特定の政党や人物・団体を誹謗中傷・批難したりする意図は全くありませんので、怒らないで下さいね

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by django32002
| 2026-02-19 17:45
| 映画
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