
〇公開 2026年1月23日
〇監督 深田晃司
〇脚本 深田晃司、三谷伸太朗
〇音楽 agehasrprings
主題歌 yama「Dawn」
劇中曲 ハッピー☆ファンファーレ「秒速ラバー」
〇視聴時間 124分
〇出演
山岡真衣(齋藤京子)
アイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」のセンター
広島県出身の女性
間山敬(倉悠貴)
大道芸人、真衣の中学時代の同級生
矢吹早耶(唐田えりか)
「ハッピー☆ファンファーレ」のチーフマネージャー
吉田光一(津田健次郎)
「ハッピー☆ファンファーレ」所属事務所の社長
清水菜々香(仲村悠菜)
「ハッピー☆ファンファーレ」の最年少メンバー、千葉県出身
大谷梨紗(小川未祐)
「ハッピー☆ファンファーレ」のメンバー、静岡県出身
三浦美波(今村美月)
「ハッピー☆ファンファーレ」のリーダー、最年長メンバー
辻元姫奈(桜ひなの)
「ハッピー☆ファンファーレ」のメンバー、年下組
笹原(吉田ウーロン茶)
真衣の弁護士
田山(橋本淳)
敬の弁護士
〇作品紹介
人気急上昇中のアイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」でセンターを務める山岡真衣は、中学時代の同級生・間山敬と偶然再会し、恋に落ちる。
アイドルとして背負う「恋愛禁止ルール」と、抑えきれない自身の感情との間で葛藤する真衣。
しかし、ある事件をきっかけに、彼女は衝動的に敬のもとへと駆け寄る。
その8カ月後、事態は一変。
所属事務所から「恋愛禁止条項違反」で訴えられた真衣は、事務所社長の吉田光一、チーフマネージャーの矢吹早耶らによって、法廷で厳しく追及されることとなる。
※「恋愛裁判」公式サイトより
〇雑感
子供の頃からアイドルに憧れていました
監督は「淵に立つ」(2016)の深田晃司。
2015年に実際に起こった「アイドルメンバーだった女性が異性との交際を契約違反として提訴された出来事」からヒントを得て制作された作品とのことです。
恋するアイドルの真衣を演じたのは本作品が映画初主演となった日向坂46の元メンバーの齋藤京子。
最近公開された「#真相をお話しします」では菊池風磨の恋人役を演じていました。
どちらかというと童顔っぽい感じですが、実は乃木キャプの梅澤美波より1歳年上です
真衣が恋した敬を演じる倉悠貴は「六人の嘘つきな大学生」(2024)や「アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~」(2025、フジTV)をはじめ今年放送予定の大河ドラマ「豊臣兄弟!」にも出演している上り調子の俳優ですね。
アイドルグループのマネージャー役はゆりやんレトリィバァが監督して今月公開されたばかりの映画「禍々女」に出ている唐田えりか。
津田健次郎を知らない人はいないでしょうから、説明は不要ですね。
ハッピー☆ファンファーレのメンバーを演じる仲村悠菜はアイドルグループ"私立恵比須中学"の現役メンバー、今村美月は"STU48"の元メンバー、桜ひなのもアイドルグループ"いきなり東北産"の現役メンバーですから、身につまされるところがあったんじゃないかと思えてしまいました。
ちなみに、本作品の音楽を担当したagehaspirngsは音楽関連のクリエイティブカンパニーです。
たとえばagehaspirngs所属の田中ユウスケは、次のような"あいみょん"の楽曲に関わっています。
愛を伝えたいだとか
君はロックを聴かない
マリーゴールド
今夜このまま
ハルノヒ
会いに行くのに
愛の花
ガチですよね・・・
さて、現実に裁判となったのは次のような内容でした。
2013年に当時15歳の少女Aがアイドルになるためプロダクションと「専属契約」を結びました。
その契約には"ファンとの交際が発覚した場合、プロダクション側は契約を解除し損害賠償を請求できる"という内容があったのです。
同時に"男友達と2人で遊ぶことを禁止、写真を撮ることは一切禁止"という規約もありました。
少女Aはその後アイドルグループのメンバーとしてデビューしたのですが、約半年後に男性との交際が分かる写真をプロダクションが手に入れたことで騒ぎが起こり始めます。
プロダクションはそのアイドルグループを解散すると同時に「もし解散がなければ想定された筈の収益分」として500万円余りを少女Aに請求する裁判を起こしたのです。
裁判では少女Aの契約違反を理由に数十万円の支払いを命じる判決が下され、少女Aが控訴しなかったので当判決はそのまま確定しました。
この件が報道されると"アイドルには恋愛をする権利はないのか?"という点が考察されるようになりました。
つまり事務所側が根拠とした「交際禁止条項」というのは法的に合法なのか否かが争点となったわけです。
ところがですね・・・
翌年の2016年、"アイドルグループのメンバーだった女性が男性ファンと交際した"ことが契約違反として所属していた芸能プロダクションがその女性に損害賠償を求める訴訟を起こしたのです。
すると、この裁判では「契約は幸福追求の自由を著しく侵害している」としてプロダクション側の請求を棄却する判決が下されました。
あれ?
まったく正反対の判決が続けて出されたことになりますよね?
日本国憲法第13条
すべて国民は、個人として尊重される。
生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で最大の尊重を必要とする。
これがいわゆる幸福追求権(生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利)と言われる条文です。
なかなか難しい問題ですが、私的には"ファンに夢を届けるアイドルだって人間だ!"と思っています。
でも・・・現役時代の"あしゅ"の熱愛報道スクープなどが報道されていたら1秒後には気絶していた自信が私にはありますハイ。
勝手なものですよね、ファンって
斎藤飛鳥に関しては幸いにもそうした騒ぎは全くなかったけれど、乃木坂46だけを見てみても過去に次のような事例があったのも確かではあります。
西野〇瀬の家に男性が泊まっていた?
→運営側からは特にお咎めなし
西野〇瀬がデビュー前に彼氏と撮ったプリクラがある?
→デビュー前だからノープロブレム!
星野〇なみが会社の御曹司と熱愛?
→本人が謝罪、卒業&引退へ
若月〇美と男性のキ〇写真が発覚?
→加入前のこととはいえ24日間の活動自粛に
山下〇月が男性学生の指を〇る画像が発覚?
→デビュー前だからノープロブレム
与田〇希望がジムの既婚トレーナーと交際?
→"やましいことはありません"と本人が謝罪
松村紗友里が既婚者と手繋ぎデート&路上〇ス?
→運営側の処分なし ※ただし紅白出場が見送りに
金川〇耶が男子アイドルとデート?
→友人とはいえ軽率だったとコメント、特に自粛なし
岩本〇加とイケメン男性の2ショット画像が流出?
→謝罪&活動自粛
本作品では"恋愛"以外でも様々な制約が課されている様子が描かれています。
夜更かし禁止
外での飲み会とアルコール禁止
SNSは24時まで
配信は出来るだけする
デビューしたばかりの乃木坂6期生の中には地方から単身上京している10代のメンバーだっているわけで、運営側がつけてくれた年上のマネージャーが指示することは(契約内容に関係なく)「絶対守らなきゃ!だってプロとしてデビューさせてもらったんだから!」って思うんじゃないかなぁ。
本作品は2025年5月に行われた第78回カンヌ国際映画祭でカンヌ・プレミア部門に正式出品されています。
作品中で活動している5人組の"ハッピー☆ファンファーレ"が実際に「秒速ラバー」を歌っているMVもYoutubeで公表されているので興味が湧いた方はぜひ探ってみて下さい。

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by django32002
| 2026-02-16 17:45
| 映画
|
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