
〇2020年公開
〇監督 平川雄一朗
〇原作 白井カイウ(作画 出水ぽすか)「約束のネバーランド」(集英社)
〇脚本 後藤法子
〇音楽 得田真裕
主題歌 ずっと真夜中でいいのに「正しくなれない」
〇出演
エマ(浜辺美波)
認識番号63194。
高学力と抜群の運動神経を持つ少女。
レイ(城桧吏)
認識番号81194。
ノーマンに並ぶ知恵者。
※小学生時代のレイ(山城琉飛)
ノーマン(板垣李光人)
認識番号22194。
天才肌でリーダー的存在の男子。
イザベラ(北川景子)
グレイス=フィールドハウスのママ。
クローネ(渡辺直美)
本部から派遣された補佐役。
イザベラに代わってママの座に就く事を目論む。
謎の男(松坂桃李)
鬼たちと交渉し人類を守るため食肉児を推奨する。
グランマ(三田佳子)
イザベラの上司。
ドン(山時聡真)
認識番号16194。
ギルダ(安藤美優)
認識番号65194。
フィル(森優理斗)
認識番号34394。
コニー(浅田芭路)
認識番号48294。
アンナ(松本レイラニ)
認識番号48194。
ドミニク(アディナン)
認識番号07294。
トーマ(溝口元太)
認識番号55294。
ラニオン(木村皐誠)
認識番号54294。
マルク(古橋キット)
認識番号79294。
アリシア(志村美空)
認識番号71394。
ナット(柴崎楓雅)
認識番号30294。
イベット(ギラルド沙羅)
認識番号59294。
クリスティ(ルパートパーマー)
認識番号70394。
シェリ―(太田しずく)
認識番号74394。
ジャスパー(佐藤遙灯)
認識番号04394。
マーニャ(宮島さゆき)
認識番号42394。
ニーナ(金子莉彩)
認識番号77394。
ジェミマ(マリアナ)
認識番号31394。
チェンバレン(ンバイアレ)
認識番号85394。
ハンス(トウマ・H)
認識番号82394。
ダムディン(スベディオザス)
認識番号57394。
ナイラ(ドメリチエーデン樹奈)
認識番号53394。
ビビアン(ダリア・N)
認識番号55394。
トム(石塚陸翔)
認識番号66394。
キャロル(矢野詩)
認識番号53494。
鬼(※声:関俊彦)

〇作品紹介
グレイス=フィールドハウスは、幸せに満ち溢れた楽園のような孤児院です。
各地から集められた孤児たちは、”ママ”と呼ばれるイザベラというシスターの元で家族同然の生活を送っていました。
孤児たちは6歳から16歳になるまでこのハウスで特別な教育を受けて育ち、その後里親に引き取られていく事になっています。
孤児たちの中で最も頭脳明晰であり運動能力も高いのは、もうすぐ16歳になるエマ、レイ、ノーマンの3人でした。
彼らは心からイザベラを慕い幼い孤児たちの世話にあたってくれていました。
ある日、孤児の少女コニーの里親が見つかり、コニーはイザベラに連れられて外の世界へ出る事になりました。
笑顔でコニーを見送ったエマとノーマンは、コニーが常に持ち歩いていた人形を食堂に置き忘れている事に気づきます。
すでに夜になっていたものの、エマとノーマンは人形を届けようとコニーが向かった門へと急ぎました。
ハウスと外の世界を繋いでいたのは出入り口にある門だけでした。
孤児たちはイザベラから決して門に近づかないようにと厳しく命じられていていました。
ノーマンと一緒に柵を乗り越えて門に着いたエマは、停められている車の中にいるコニーを見つけました。
コニーは車の荷台で胸に矢を射抜かれ死んでいました。
話し声と人の気配を感じたエマたちが車の下に隠れると、現われたのはイザベラと”鬼”と呼ばれる怪物でした。
彼らの話から驚くことが分かります。
コニーは鬼に喰われる”食肉”として出荷されるためハウスから連れてこられたのです。
イザベラのあくまで事務的な対応を見たエマとノーマンは、”里親”に引き取られるためハウスを出て行った孤児たちから全く手紙が届かない理由を悟りました。
彼らはみな”食肉”として出荷されていた・・・。
グレイス=フィールドハウスは決して楽園などではなく、鬼に献上する”食肉用児童”を飼育する”農場”だったのです。
そしてイザベラは食用児を教育して出荷する飼育監でした。

車の下にいるエマたちの臭いを感じた鬼があたりを探し始めますが、エマたちはなんとか逃げ出しました。
しかしエマが落していったコニーの人形をイザベラが拾いました。
イザベラは孤児の中の誰かが真相を嗅ぎつけたのではと考え、本部から補佐役兼監視役としてシスター・クローネを呼び入れました。
クローネはイザベラに忠誠を誓うふりをしつつ、イザベラを追い落として自分がハウスの”ママ”にのし上がる事を企んでいました。
エマとノーマンはレイにも真相を打ち明け、孤児たち全員でハウスから脱獄する計画を考え始めます。
エマたちは利害が一致した形のクローネと秘密裏に手を結び、発信器等の欲しい情報を手に入れました。
ところがクローネは野望をイザベラから見破られ、食肉として出荷されてしまいます。
さらにはレイがイザベラのスパイであったことも発覚しました。
産まれる前からの記憶を保持しているレイは、ハウスに来た幼い頃には全ての真実を見抜いていました。
レイはイザベラに協力する条件で出荷を免れようとしてきたのです。
エマはレイが裏切者だったという事実に激しくショックを受けましたが、ノーマンは「レイの行動は脱獄計画を行なう仲間を求めての事だ」と彼の真意を見抜きました。
脱獄に必要な体力づくりや用具の入手を進めている中、エマはイザベラに脱獄の下見を知られてしまい無慈悲に足を折られてしまいます。
さらに時が経ち、ノーマンの出荷が決定しました。
エマたちはなんとかノーマンの出荷を阻止しようとしますが、ノーマンは首に装着させられている発信器をそのままにして門周辺の下見に出かけました。
孤児たちの点呼をしていたイザベラがノーマンの不在に気づいた時、ノーマンが戻って来たのでエマは驚きます。

ハウスから逃げ出せたと思われたノーマンは、門周辺の詳しい情報をエマたちに伝えるため戻ってきてくれたのでした。
その後、エマたちが泣きながら引き留めようとする中をノーマンはイザベラに連れられ出荷されていきました。
何も出来ず絶望しているエマにイザベラが囁きかけました。
運命には逆らえないのよ。
そして数週間後、レイが出荷される日がやって来ます。
レイはイザベラを失脚させるため自らの身体に火を放ちハウスを燃え上がらせようと考えていました。
すでに足を回復させていたエマは、まだハウスからの脱出を諦めていませんでした。
レイから考えを聞いたエマはレイに焼身自殺の真似をさせ、ハウスに火を放ちました。
火事を察したイザベラは発信器を使って燃える炎の中にレイがいる事を知りました。
燃え上がるレイの近くではエマがそれを凝視しています。
自らが育て上げた優秀作のレイを救うべく、イザベラは消火活動を行ないますが強い火力でそれもかなわず、仕方なくイザベラは孤児たちを連れてハウスの外へ避難しました。

イザベラはいつの間にかエマの姿が消えている事に気づきます。
燃え盛る炎の中では、エマがレイや孤児たちから取り除いた発信器が煙を上げていました。
エマたちは12歳以上の孤児たちを連れてノーマンが下見してくれた事で知り得た脱出ポイントに向かい始めていました。
孤児たちの脱出を知ったイザベラは本部に連絡を入れ、脱出時に必ず向かう筈の”橋”へ走り出します。
しかしエマたちが着いたのは橋ではなく、高くそびえる壁の外の崖と対岸の崖が狭くなっている唯一の箇所でした。
エマたちは用意したロープやハンガーを使い命がけで対岸へ渡り始めます。
孤児たちが渡り終え、最後にエマがハンガーをロープにかけようとした時、追いかけてきたイザベラが現われました。
イザベラはナイフを持ち出しエマに迫ります。
この場所へ来たのは久しぶりだわ。
イザベラは自らがこのハウスの孤児であった過去に、ここを渡ろうとして叶わなかったのです。
運命には逆らえない、その時そう観念したイザベラはママとして生きる事で、孤児たちが出荷するまでは幸せな日々を送れるよう愛情を注ぎ続けていたのです。
生前の記憶があるレイが時に口遊んでいた歌は、イザベラがお腹の赤ちゃんに歌いかけていたものでした。
渡ろうとしたらロープを切る。
外の世界にも安息の場はない。
そう話すイザベラにエマが答えます。
ないなら作ればいい!
ハンガーをロープにかけてエマは対岸へと渡り、孤児たちと深い森の中へ進んでいきました。
長い夜が明け、朝が訪れます。
そして・・・。

〇雑感
こまかな点等を極力省略したらこのような物語になるのではと思うのですが、なんだかこれでは分かったようでよく分かりませんよね・・・。
原作は2016年~2020年まで少年ジャンプに連載された全20巻181話に及ぶ大作漫画で、内容も超豊富ですしもっと多数の人物たちが登場します。
本作品は、第1話~37話にかけての「GFハウス脱獄編」を中心とした構成となっています。
エマを演じた浜辺美波は、はまり役だったかどうかで意見が分かれそうな気も・・・。どうなんでしょうね
彼女推しのファンなら必見なのは間違いありません。
レイを演じた14歳の城桧吏(じょうかいり)は、「万引き家族」の祥太役の印象が強いためか、本作品での評価はあまり芳しくないような気もします。複雑な生い立ちだし難し役どころだったのは間違いないので、そこまで言わなくてもと思ったりしてしまいました。
少し大人びたノーマン役は、板垣李光人。※19歳だから妥当かも。
彼は、NHK大河ドラマ「青天を衝け」に徳川昭武役で出演中しています。
途中から松坂桃李や三田佳子が突然出て来たので腰が抜けそうになりましたが、まあ続編を見込んでのキャスティングかもしれませんね。
公開前に”「私を離さないで」と似ている作品論議”で盛り上がった面はありましたが、当たり前ですが特に接点はないんですよね。
言い方が変かもしれませんが、少なからず”つまみ食い”の感覚が抜けきれませんでした。いいとこどりって言うか・・・。
まあ、映画ってそんな点も併せ持っているものではあるのでしょうけれど。
物理的だの科学的だのといった側面から突っ込もうとすればアチコチにありそうなのですが、まあそれは大人げないし野暮という事でやめておきます。何より、少年少女にそんな見方をする人たちってほとんどいないでしょうしね


エマ=63194
ノーマン=22194
レイ=81194
パッと見ただけでも明らかに何らかの意味がありそうな数字列だと思えます。
番号を付けた以上、何らかの意味を示している訳ですから三人とも194で終わるという偶然ってない筈ですし。
何かなぁ・・・?
さらに他の孤児たちの番号も確認してみると、全員が94で終わっているんですよね。
と、言うことは・・逆に並べ替えるとか?
エマ=49136
ノーマン=49122
レイ=49118
あれ?491までは同じだから何か共通点が出てきそうな気配。
さらに他の孤児たちを見てみると、最後は294か394しかいません。
つまり、491××→492××→493××と並べ替える事が出来そうなので・・・、あ!!
ひょっとして”出荷順”??
エマたちが一番年長だから三桁目が1で、次に出荷される孤児の三桁目が2という事では??
では49とは?
場所の指定かなぁ?他にも孤児院はあるような事が言われていましたからね、うん!
グレイス=フィールドハウスの分類コードが49かもしれません。
う~ん、ズバリ正解を知っている方がいたらぜひ教えて下さい!
気になって気になって・・・
本作品は、119分となんとなくテレビ枠を意識しているような上映時間になっています。
”タラタラと煮え切らない事を書いているが、じゃあ面白くなかったのか、え??”と問われたら、即座に”面白かったですよ”と答えておきます。
まだの方、ぜひご覧下さい!

by django32002
| 2021-08-16 18:00
| 映画
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